返信先: クリアカード編の考察Part02

#2504

物語も終盤っぽい雰囲気なので、これまでの振り返りをしてますが、結局俺の中で、今作は「カードキャプターさくら」を使って、「ユナ.D.海渡の物語」が描かれている。もとい、カードキャプターさくらの登場人物達がユナ.D.海渡を活躍させるための舞台装置と化している感が払拭できないままだなーと思ってます。

ユナ.D.海渡の心情に対する伏線だけは(ホントに伏線なのかは不明)丁寧に回収されている一方、主人公の木之本桜の心情についてはハッキリいって雑だなーと思うんですよね。
何度も書いてますが、特に「鏡」の一件はホントに擁護出来ないんです。

・なんやかんやさくらちゃんは、最初に黙っているという選択をした小狼やさくらカード達に怒っていて、彼女らを嫌いになっている。
・詩之本秋穂が木之本桜になっていると同時に、木之本桜もまた、詩之本秋穂になりつつあるので、さくらカードに何も関心ない詩之本秋穂の影響を、木之本桜も受けている。

とか、なんとか擁護出来る理由を考察してますが、それならさくらカードに対するさくらちゃんの違和感を、誰かが指摘するような描写(伏線)があっても良いと思うんですよね。

なんか、このままユナ.D.海渡に「鏡」を悪用されて、酷い目にあったとしても、同情出来ないし、最終的にさくらちゃんとさくらカードの絆の力とやらで解決しても、多分納得出来ないんだろうなと思っている自分がいて嫌になります。

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