返信先: クリアカード編の考察 Part01

#1615

作者の大川氏も物語の結末は決めていてもその時その時の流れは(読者の反応やその時の時流をみながら)ノリで決めているんでしょうね。アニメになるときにはその辺りはきれいに(各話にネタを小分けにしながらいろんな要素をさし挟みつつ)まとめられるんでしょう。それはそれでいいのですけど、作者があ、ここはノリで描いているなとわかるのも漫画を見ていて面白いとこかと。

例えばケルベロスと雪兎がお眠なのはTV視聴者が「ケルベロス、よく寝ているのはなんかあるのでは?」「封印のけものなのになにも仕事してないじゃない」「ケルベロスはお眠なのにユエはそうでないの?」という疑問に答えるために急遽入れたとも言える。(でないと漫画でももっと前から伏線貼るだろ)雪兎がよく寝てるシーンはTVが終わってここ数回の漫画版での話のみですよね?

それと、急に日本に奈久留とスッピーがいきなり来たこと。これって「今はその時ではない」というセリフとかなりつながりが悪い。もし、エリオルが将来が見えているなら、むしろもっと前に日本に送って海渡に対応させておくべきでなかったのか?

おそらく作者としては映画版とのアナロジーでエリオルも裏でなにかしているか知っているように最初は描くつもりだったのでないか。でもどこかで路線変更があった。魔術協会と海渡の諍いに直接関与しないように変更になった。(普通に考えればエリオルクラスの魔法使いは魔術協会関係者であってもヘンではない。いや利害関係者であるはず)その結果、李君がさくらカードを使っている理由も取って付けた感じになってるし、時系列(秋穂・海渡の介入時と李君のさくらカード奪取時の前後)も微妙になっている。

あと、今回の話で気になったこと。クロウカードの実体化で力を使ったのは李君なのになぜさくらがタオルを充てられているの?(何か読み飛ばしたかな?)それと急な小狼子供化でしょう。婦女子大歓喜の展開なのでは..あとはうがった見方ではつい最近、ツイッターがロリコン狩りを始めたことに対するクランプなりの見解を描きたいのでしょう。学校とかどうするのでしょうか

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