返信先: クリアカード編の考察 Part01

#1527

あと、思うんですが、秋穂ちゃんは身体が死にかけて魔法具になったのではなく、魔法具にされたことで心というか魂の方が抑圧されて死にかけているじゃないかと。

秋穂ちゃんは、悲惨な過去により、自己肯定感がとても低いです。
魔術師としての「詩之本秋穂(アリス)」を見捨てた一族としては、秋穂ちゃん本人がどう思っているかは関係ない、
一族の血を引き継ぐ身体だけでも有効活用出来ないかということで、協会と手を組んで秋穂ちゃんを魔法具にしてしまったんだと。(本当だったら、最低)
ただ、これによって、皮肉なことに、
秋穂ちゃんは、本人は知らないけど、
魔術師(本人の人柄を含め)としては認められなかったが、魔法具として存在することは一族に認められたんだと思います。

一族としては、本人の自己肯定感が低いのも、道具として使いやすかった要因にもなった気がします。(身体の主の人格を押さえ付けやすいという点で)
今の秋穂ちゃんには、元々あった心と魔法具としての一族に無理矢理入れられた心があるんだと思います。
ただ、魔法具として使われ続けると、徐々に秋穂ちゃんの本来の心自体が消滅してしまって、後には魔法具としての人格しか残らない。

海渡さんは、秋穂ちゃんの心を助けたいから、禁忌を使おうとしているのかな、と。

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