返信先: クリアカード編の考察 Part01

#1515

以前も言った気がしますが、クリアカードが、もしさくらちゃんの記憶や想い等に忠実に作成されていた場合、
「記録」「鏡像」、そして今回の「修復」といったような感じのカードがもっと出来てもおかしくないかなと。
それと、これまでさくらちゃんの記憶が影響していると言っていた「反転」「火焔」ですが、
カードの気配がした後から、さくらちゃん達はその気配がした場所の思い出を振り返り始めてます。(クリアカードがクロウカードに似ていることも、知世ちゃんに指摘された後から気付いてますし)
また、アニメで水族館の話(「螺旋」)してるから尚更感じるけど、さくらちゃんは、「螺旋」と初めて対峙した時の第一声が「水じゃない!?」です。つまり、さくらちゃんの中では水に関連したカードだと思っていたけど、違ったということになります。で、「水源」に関して言えば、場所や固着までの様子を見ると、さくらカード編最初にエリオルくんが起こした雨の方に擬えて起こっているかな、と。そんな感じで、考えていくと、似てる部分ではなくて、微妙に違っている部分が実は重要であって、
さくらちゃんの違和感というのは、「自分の心にカード作成が完全に忠実ではない」という類のものかなと。
…以上のことから、さくらちゃん本人が気付くより前に、さくらちゃんが持っている要素(記録・想い等)を本人の意思とは関係なく勝手に上手く組み合わせている何者かがいる可能性があります。

以前は共鳴している秋穂ちゃんを怪しみましたが、秋穂ちゃんとさくらちゃんが共鳴(シンクロ)し始めたのは、クリアカード編中盤、ここ最近の話ですし、
何より秋穂ちゃんはどちらかといえば「時計の国のアリス(実際はさくらちゃんのクリアカード固着物語)」を楽しみに読む読者という立場です。

…となった場合、怪しいのは、時の本かなと。
本自らが物語を作っているのかなと(大枠を作って、固着までの細部は、登場人物であるアリス(さくらちゃん)の自由にさせているという感じで)。

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