返信先: クリアカード編の考察 Part01

#1159

今改めて考えてみると、さくらちゃんが求めるカード達や守護者との関係と、クロウさんから引き継がれた関係って、元から微妙にずれていると、最近は思います。

さくらちゃんは、最後の審判の際、ユエさんに「主としてではなく、仲良しであって欲しい」と言いました。そこから、さくらちゃんのいう「仲良し」を考えていくと、さくらちゃんの求める関係というのは、対等な関係というか、いわゆる協力関係・仲間と言った形に近いかなと思いますし、クロウさんがケロちゃんとユエさんと築いた主従関係のように、立場による上下はないと思います。

クリアカード編に至るまでを見てると、さくらちゃんのいう「仲良し」の関係を、精神的な面では、カード達や守護者はさくらちゃんと上手く構築出来てきたと思います。

ただ、魔力・魔法の面で、クロウさんの時に構築された主とカード達・守護者というシステムの根幹は、さくらカード編を見ていくと変化はない気がします。さくらカードは、さくらちゃんがクロウカードを自分の魔力で変換しただけで、クロウさんが築いたシステムそのものに手を加えた訳ではなさそうですし。

まぁ、さくらカード編時には、魔術師としては未熟なさくらちゃんにクロウさんが作った魔法のシステムまで変えろというのは、酷だとは思いますが…。(エリオルくんはもしかしたら、クロウカードからさくらカードへ変換する際、システムの変更もしたと、当初は思っていたのかも)

ある意味、クリアカード編で起こっているのは、さくらちゃんがカード・守護者に求める関係と、クロウさんから引き継がれた関係(システム)と致命的に噛み合わない部分が、さくらちゃんの魔力増大が止まらないという形になったとも言えるかも…。

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